BLACK&WHITE 【梅茶付け】

音楽好きなヘボ作曲人間の日記とオリジナル楽曲、漫画や音楽レビューをメインとしたブログです 読んでいただいて何かを感じてくれれば これ以上の喜びはありません^^ 【追記】検索フォームを追加して見やすくしました「新曲」「漫画」等でそれぞれの記事が探せます<(_ _)>

Category: スポンサー広告  Tags: ---

 

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category: 日記 生きてきた証  Tags: ---

Comment: 1  Trackback: 0

一編小説 ~月明かりに照らされて~
今回の駄作は
短編よりも短い一篇小説ってことです

そうですね

彼らの住む世界を

ちょっと覗いたと

思っていただければ幸いです^^


書いた理由はといいますと
バイト帰り電車の中でなんとなく頭に思い浮かんだので
ちょぃ落書き程度に(笑

ぇ?
短すぎる?
これだけですよw

でもなにか要望があればゴホゴホ・・・


・・・・・


・・・

・・・


・・・・・・

耳障りな警報音からだいぶ遠ざかり
飛び交うヘリの音もここまでは聞こえない。

なんとか追っ手は撒くことができたが
体力には限界が来ていた。

今回の仕事に対する代償は
あまりにも大き過ぎる・・・


「・・・もういい、おろしてくれ」
彼は力なく言った。

背負うようにしながらも、
体温が失われていくのがわかった。

「く・・・そっ・・・・」
言葉を紡ごうとするたびに血を吐く。
「奏!!」
明らかに致命傷であり、助からないことは目に見えていた。

「すまねぇな・・・相棒・・・」
彼は僕を見ていった。

「僕なんかよりもっと悲しませちゃいけない人がいるだろう?」
僕はそれだけ返した。それが一番言わなきゃいけない言葉だったから。

「あいつに言っといてくれ・・・絶交だ。俺のことは忘れろってな」
いつもと変わらない彼に微笑が漏れる。
けれども目が熱いのはなぜだろうか?

「それでいいのかい?」
ああ
僕は泣いてるんだ。

地獄の番犬と称され
その名を持つ銃を操る男の死に際

彼は微笑もうとして激痛が邪魔をし失敗していた。
「そのあと、すまないと・・・伝えてくれ・・・・愛してると・・・」

夜空は満天の星空だった・・・




傷を癒す前に
詳細を報告しなければと。

だが司令部への道は
一人の女性が道をふさいでいた。

「沙希・・・」
目がひどく赤かった。

「ねぇ?!あいつは?!なんで一緒じゃないの!!」
見ることすらためらうぐらいに
同じハンターとして共に戦ってきた彼女の
その瞳は痛々しい。

「報告したとおりだよ・・・」
僕は言葉を用意していなかった。

「うそよ!私は信じない!」
いまも我慢しているに違いないが
プライドがそれを許さないだろう
僕は続けた。

司令部には帰る前に報告してある。
そして必ずもどってこいと念までも押されてしまったのだ。
わかってる。
君に伝えなきゃいけなかったんだ。
約束だから。

「それと、彼から伝えてくれと言われたことがあるんだ・・・」
彼女は驚いたように顔を上げた。

「愛してる。そしてすまない。と」

彼女はついに

その場に崩れ

泣き声だけが

廊下に響く

遠い誰かに聞こえるように





僕が東側のテロで恋人を失ったとき

復讐を誓い。

ただ復讐を成すことだけを、生きる意味とした。

組織の命令さえも無視し
ただ闇雲に戦場を駆けた。

あげく瀕死の重体を負い
自分の無力さを思い知ったとき。
助けてくれたのが、恋人の友人であった沙希と
「沙希に叩き出されたんだよ!ったく!」
その友人であった奏だった。
「馬鹿が。天国にいる誰かさんを泣かすんじゃねぇよ」
「復讐なんて考えちゃいけない。彼と共にいてあげてくれ」
彼の二丁銃の片方を
彼女に託す。

「彼は素直じゃないけど、君のことをいつも案じてる」

お互い不器用で素直ではなく。
どうしようもなかった二人

結局最期までお互いに
一番言いたいことを言えなかったじゃないか。

知ってるかい?
彼女が君を追ってこの組織に入ったことを。

だからその彼の恋人を止めるのは
僕の役目であり
せめてもの償い。



だが銃を渡したのは何故だろう?
きっと
残されたものだけが抱く想いを
吐き気がするほどに
知っているからかもしれない。

いつか僕は彼に
独り言のようにつぶやいた。
「復讐は復讐を呼び、いつまでたっても争いが絶えることはない
人間は醜ね。・・・いや、地球にうごめく寄生虫でしかないのかもしれないね」
彼は僕の物言いを否定せず肯定もしなかった。

「俺らは生きてるんだ。今を精一杯生きてる。それだけでいいだろう」
彼はつまらなそうに言ったのだった。

それから共に相棒として
いくつもの死地を訪れ
復讐の二文字で満たされた心は
いつか友情に変わった。

奏(かなで)という似合わない名前を持つ彼に
いつか必ず恩を返そうと誓った。

しかし
結局今回も僕だけが生き残ってしまったでは無いか?
どこまで僕はおろかなんだろうか。


自らの愛銃と共に
黒き魔獣をその手に携え。

だから僕は・・・

「僕を止めるものはもう、だれも居ないだろう」


その静かな瞳は


闇夜を照らし。


地獄の番犬ケルベロスは


闇夜に吼える・・・

・・・・・・

・・・
スポンサーサイト

Comments

いいね☆
うん、いい。素直に。
こういうの好きだよ、私。
またよろしくw

Leave a Comment

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
検索フォーム
「新曲」でオリジナルが、「オススメ漫画」「オススメアーティスト」等でそれぞれの記事が探せます<(_ _)>
プロフィール

みりお@Taka-Hiro

Author:みりお@Taka-Hiro
Zoome名:ミリオス
ミクシィとツイッターにも出没中

プロフィール
どんな人間かはここでどうぞw

オリジナル曲集
シンセサイザーで作った楽曲をYouTubeでアップしてます^^ まだまだ未熟ですがよければ聴いてください


SHATTERED GALAXY
(タクティカルコマンダー)プチ攻略メインページ
未課金プレイヤーのために。


小説、オリジナルノベル
拙い作品ばかりですがよろしければ見てやってください<(_ _)>

制作に楽曲で参加させてもらったゲーム
PhotonSystemBanner


お勧めCD&本ショップへ
全ての記事を表示する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。